●結婚情報サービスの会員数に注意
「会員数10万人突破!希望の条件に合う方は平均1,000人を超えます。」と
書かれていれば会員数は多ければ多いほど良いと思ってしまいがちです。
しかし、当然ながらあなた好みの異性だけを集めたパーティーを開き、
1人1人チェックするようなことはありません。
実際に1,000人に会えるかというと、条件に合う異性がたまたま登録しているだけで
紹介する約束はしていないのです。
「1,000人ではなくても50人くらい紹介して貰える」と思うかもしれませんが、相性診断や条件検索を
した結果、合致した相手のデータが閲覧できるだけで、その人に会えるとは限りません。
「データでお互い条件が合っている方に限り、月6名まで紹介可能」といったように多くの結婚情報
サービスでは理想の相手に直接コンタクトを取るための接触条件と回数制限が設けられています。
結婚情報サービスを決める時は、会員数は何万人も必要ありません。1,000人もいれば、必ずあなたの
条件に合い、あなたが会ってみたいと思う人が現れます。
今まで学生の時でも条件を指定することなく、学年に100人の異性がいれば、誰かのことを好きに
なっていたはずです。
1か月に紹介して貰う人数は何人か、楽しめるパーティーやイベントが開かれているか、接触する際に
料金はかからないかといったことの方が会員数の多さよりも大切になってきます。
そもそも会員数自体がかなりサバを読んでいることがあります。
嘘をついているわけではありませんが、よく読むと注意書きが書かれていることがあります。
「既に会費の支払いが終了した会員を含みます。」であれば、実際に婚活中ではなくても、
退会せずに名前だけを残している状態です。このような方は検索結果で表示されないようになっています。
「自己都合、交際中などにより一時的に活動を休止中の会員を含みます。」であれば、
会員ではあるものの交際の申込みはできませんので、新規会員には何のメリットもありません。
また、会費を払うことで条件に会う相手を検索できたり、パーティーやイベントに参加したり
交際したい相手に連絡できたりしますが、会費を支払わなくても会員ではいられます。
自発的に退会の申し出がない限り無料継続サービスと称しての在籍が可能です。
このように会員数は紹介できる人数に結びつかないのが現状です。