上手な話題の選び方
婚活中のメールでは楽しくやりとりできるのに、いざ会って会話をすると、
緊張して思うように話せないという人も多いです。
メールが頻繁に使われるようになってからは、デートの会話に悩む人も増えています。
考える時間がなく、テンポ良く会話するのは難しいと思ってしまいます。
しかし、家族と話す時を思い浮かべれば、何が普段と違うのか理解できてきます。
かっこつけず、可愛い子ぶらず、ウソはつかないようにし、見栄を張らないで、
相手の理解度を汲み取りながら、自然体で話すことを心がけます。
デート中の会話で男女ともにお勧めなのは相手を褒めることです。
服装や髪型を褒めてあげたりすると、会話も弾みやすくなりますし、気分の良い時間を
過ごすことができます。
自分の自慢話、昔話、家族の話など、とにかく自分の事だけを話すのはやめ、
お互いの事を知り合うようにします。
相手の好きな食べ物や趣味などを聞いてあげたりすると、会話のキャッチボールも
しやすくなります。聞き上手になれる方は相手に良い印象を与えます。
また、相手が話してこないこともあり、とにかく自分が何か話さないとと焦ってしまい、
相手にも必死さが伝わってくるのはマイナス印象です。
質問は事前にいくつか用意しておくのも大切です。少しでも共通の話題が見つかると、
話が次々と発展していきます。
落ち着いて会話ができる相手になれば、相談事を持ちかけられることもありますし、
会話に悩む心配も減ります。
ゆとりを持って接することができるように心がけたいです。
●本音と建て前
初デートではお酒を飲む機会は少ないですが、2回目以降のデートでは大人ですから、
ディナーでアルコールを飲むこともあります。
酔いはテンションを高め、思考回路を鈍くし、本音が出やすくなります。
お酒での失敗を避けるためにも、印象を悪くさせないように、
楽しくても飲み過ぎないようにします。
一方、お酒はムードを高めたり、勢いがついたり、本音が出やすいので、利用する
価値は十分にあります。
ただ少なくとも建て前と本音は判断できるようにしておきます。特に男女ともに
マイナスの意見には気づくようにしたいです。
「クールな人ですね」は「何か話してください・・・」
「疲れていますか」は「その態度では私も楽しくないです」
「歩くの速いですね」は「気を遣ってください」といった意味が含まれていることがあります。
「あの人の髪型かっこいいね」「あの娘の服かわいい」と同姓を褒める言葉は
「自分を褒めて欲しい」「どういう風に自分を見ているのかな」と、意見を伺っている
場合もあります。
上手に汲み取って、コミュニケーションをしていきましょう。
また、デートは途中で何か失敗したとしても、最後の印象が次の出会いに大きく響きます。
また会いたいのであれば、2人の帰り際は言葉を選び、相手に好印象を与えるようにしましょう。