●未婚率の増加と就職活動
ある結婚情報サービスのデータによると過去と比べての未婚率の増加は、
男性より女性の方が深刻です。
例えば1980年の未婚率と比較すると、男性は20代で1.5倍弱、30代で
2倍程度なのですが、女性の場合は、20代が2倍、30代は3倍になっています。
未婚率が3倍というのは非常に大きな数です。
女性の未婚率が上がっている原因の一つは晩婚化です。
女性の社会進出によって大学を卒業したあと就職して働くのが当たり前になりました。
就職してすぐ結婚する女性もいますが、大抵は就職から結婚まで時間をおきます。
ですので結婚が昔より遅くなっています。
特に就職氷河期で厳しい時代には、就活で苦労した分、仕事に対する思い入れというか、
「しばらくは結婚より仕事」という方が増えています。
●女性も積極的にアプローチ
また、女性が結婚できない理由に、「長年付き合っているけどプロポーズしない」とか、
「傷つくことが怖いから告白しない」といった男性が増えていることも一因として
挙げられます。
ただ時代に合わせて人の考え方、生き方は変わるものですから、女性も男性からの
アプローチを待つだけではなく、女性からも動いていかないと、結婚はできないでしょう。
その辺にうまく順応しているとか、女性から積極的にアプローチするとか、男性が
うまく告白できるように誘導するとか、そういうことができている女性は結婚が早いです。